2011/07/27
栃木散策 【芭蕉が愛した裏見の滝】
この『裏見の滝』は、「華厳滝」や「霧降滝」とともに、
日光三名瀑のひとつに数えられています。

かつて滝の裏側から滝を眺めることができたので、この名が付けられました。
1689(元禄2年)年に、「裏見の滝」を訪れた松尾芭蕉は、
「奥の細道」に「暫時(しばらく)は滝に籠(こ)もるや夏(げ)の初(はじめ)」の句を読んでいるのです。

滝の高さは19メートルでそれほど大きくないですが、
新緑の時期や紅葉の時期などはとても味わい深い滝だと思います。
「華厳の滝」や「竜頭の滝」のような派手さはありませんが、
自然を体イッパイに感じられるオススメの滝です!!

駐車場も整備され、滝への道も木道が整備され安全です。