木々の葉が落ち始め季節は秋から冬に変わろうとしていますが、
まだまだ箱根には紅葉狩りを楽しみに多くの観光客が訪れています。
こんにちはフロント加藤です。
今回はホテルより歩いて約15分、長安寺の直ぐにある史跡を紹介させていただきます。

『仙石原関所跡』

箱根山には箱根関所の他に5つの関所が設置されていました。根府川関所、矢倉沢関所、川村関所、谷ケ関所、そして仙石原にも関所がありました。宮城野・仙石原から御殿場方面に向かう江戸時代の街道を、箱根裏街道といいます。この街道を行く人々に監視の目を注いでいたのが仙石原関所です。箱根の関所同様に厳しい取締りが行なわれたと言われています。藩内の男性と、小田原藩家老の発行する証文を持参した女性のみ通ることができ、また、武器類も一切通すことはありませんでした。

江戸後期の天保 11 年( 1840 )この関所では大きな事件が発生しています。祭文語りと呼ばれる芸人の一座 ( 男4人、女2人の6人組 ) が、仙石原関所を通ろうとしました。仙石原関所では、京都方面への女性の通行が一切認められませんでしたので、一行は江戸(小田原)方面に追い返されました。困った一行は、道のない峠を越えて捕まってしまいました。決められた関所を通らなかったので関所破りとして、男4人は処刑されてしまいました。女2人は、小田原藩領の外に追放という、関所史上例を見ない無残な刑を受けています。仙石原関所跡のそばにかかる小さな橋を『なみだ橋』と呼び、悲劇を今に伝えている。
『仙石原関所跡』は、現在も石碑が残っています。

国道 138 号線沿いにありので、お車やバスの中からも見る事ができますが、知らないと通り過ぎてしまいます。是非、この機会に気に掛けて見てください。